あかちゃま出産
2009年 05月 08日
5月4日
朝5時 子宮口を柔らかくする薬を服用開始。
その時点で自分では気づかない陣痛が5分間隔でずっと続いていたようです。
続けて6時7時8時と服用を続けます。
6時30分頃から痛みの伴う陣痛がやってきました。
8時30分 分娩台に移動。内診の結果 子宮口は5㎝まで開いていました!陣痛もいい感じできています。
9時旦那様到着!陣痛促進剤を少量だけ施し 目標3時に出産!を目指し陣痛を逃していきます。
11時頃の内診では子宮口5.5㎝開。まだまだ!!あかちゃまも全然下がってきません。
しかもあかちゃまの心拍が朝から下がることもあり モニターを手放せない状況です。
でもこれ以降の陣痛は相当な痛みを伴い続けるもので 促進剤を使わなくても自然な自分の力での陣痛がいい感じで来続けました。
12時。エコーにて羊水チェック。羊水の量は足りているけど あかちゃままだ下がらず。ただ回旋は上手にできていました。
13時~14時頃 いい感じに押し寄せてた陣痛の間隔が遠のいてしまいました。
ここで選択肢を迫られます。陣痛が進まない+あかちゃまが下りてこない理由が何かあるはずだと。
例えばへその緒が巻き付いている場合 へその緒が短いなどなど…。
もう少し様子を見るか それとも陣痛促進剤を追加して陣痛を促すか。
どちらにせよ陣痛がガッチリ進んで 無事あかちゃまが産まれる保証はありません。
最後は帝王切開もありうると。。。もうこの時すでに私の中での陣痛はMAXにきていました。
痛みも相当強く過呼吸になり これ以上の痛みは母体にも良くないとの判断もでていました。
私は正直このいつ終わるか分からない陣痛と戦い続ける自信がないこともあり 帝王切開もありかと思う反面 ここまで頑張ったあかちゃまの為にも自然分娩で頑張りたいと複雑な気持ちでした。
15時にあかちゃまの感染を見る採血をするので一緒に念のため帝王切開のための血液検査をして内診をすることになり
私が下した選択は このまま自然陣痛で様子を見て15時の診断結果にて一番良い方法でお願いする事にしました。
すると今まで遠のいていた陣痛の波が更にパワーアップ。今までの陣痛の逃しなんて通じないほどの陣痛が押し寄せてきました。
もう痛みで頭もおかしくなりそうです。
こうなってくると妊娠線もできなかったお腹にキズがついてもいいから あかちゃま出したくなります。
ただ あかちゃまの心拍が危険なくらい弱くなるなどの決定的な帝王切開をする理由がないのも事実です。
そして15時の内診。グリグリ内診です(泣)おまじないと称し容赦のないグリグリをされます。
陣痛の痛みよりも強い痛みなんじゃないかというグリグリです!涙で更に息ができなくなります。陣痛で絶叫しなかった私が叫んでいました。
そしてなんと子宮口9㎝開!
あかちゃまはまだ下りてはこないけど ここまで進んだ私のお産を帝王切開にするのは勿体ないとの診断です。
ここで重要な真実を告げられます。
私の骨盤いわゆる産道が狭くてあかちゃまが出てこられないと!?!?
そんなこと今頃言われても………。
そこで一言。天からの声。
『麻酔を使いましょうか?』
先生たちの判断でも相当な痛みが私にはきているらしく これ以上母体が耐えられないとの判断です。
子宮口はもうすぐ全開大。陣痛もいい感じで進んでいる。
あかちゃまはまだ下りてこれないけど ある程度まで下りてこれれば吸引分娩が可能だと。
それまでの間母体が耐えられるように麻酔との判断でした。
ここまでやってダメなら帝王切開決定です。
やっと先が見えてきました。破水から4日。今日中に決着をつけないとあかちゃまに影響がでます。時間が迫っていました。
ここからは麻酔と時間の勝負です。麻酔の準備。体にきくまでの陣痛逃し。あかちゃまがどこまで下りてこれるか。
麻酔がきいても陣痛の痛みがないわけではありませんが 時間と共にMAXの痛みからは解放され さっきまでとは違う陣痛を感じていました。
そして17時頃。再び内診。陣痛の痛みはあっても内診のグリグリの痛みはまだ平気です。
やっと子宮口全開大!あかちゃまが見える位置まで下りてきていました。
確かに陣痛がくるたび恥骨の上になにか物体があってそこに鋭い痛みがあったんです。
麻酔のきいている体ではイキみたい感がなかったらしく 陣痛の波とともにお尻に力を入れて息を止めるを繰り返していました。発露の状態でした。
ここでやっと分娩です。
まだ産んでいないのに やっとここまで進んだ安堵感で涙すら溢れます。
そこからは陣痛の波と一緒にイキんでいきます。
お腹がハルのは分かりますからそれと共に深呼吸後に息を止め頭を上げお腹を思いっきり押されイキミながら吸引してもらいます。
麻酔されている割にはこれも極度に辛かったです。何回目のイキミであかちゃまの頭が見えて最後に私の体からあかちゃまがズルッと出て行きました。
産まれた。。。。
旦那様の手を握りながら涙がどんどん溢れてきました。
そして聴こえたあかちゃまの泣き声。
泣いた。。。良かった。。。
私の胸の上にトンと乗せられたときあかちゃまを見て『重い』と呟いた私。
ごめんね。つらかったね。せまかったね。頑張ったね。
あまり覚えてませんがあかちゃまをなでながら言っていました。
旦那様も泣いていました。
前日の陣痛からずっと一緒に私の痛みを見ていたんですもの感無量だったみたいです。
その後は胎盤の処置や会陰切開を縫ったりと麻酔なしではまだ続く痛みなのでしょうがお陰で楽な後処理となりました。
もしかしたら大学病院以外では難しかったかもしれないお産となってしまいました。たくさんの助産士さんと看護士さんに先生2名がつきっきりのお産です。
担当してくれた助産士さんも一緒によく頑張ったねと泣いてくれ お産に立ち合わない看護士さんにも大変だったねと言われ るお産でした。
しかし痛かった。長かった。
でもその分あかちゃまへの愛おしい気持ちは膨らむばかりです。
分娩台で初乳をあげました。上手に吸ってくれたんです。
私の宝物あかちゃまが私達の元にやってきてくれました。
待ちに待った私の赤ちゃんです!
愛おしくて愛おしくて この世にこんなに愛おしく思える人がいることを37年間知りませんでした。
ありきたりだけど
産まれてきてくれてありがとう( ´∀`)
朝5時 子宮口を柔らかくする薬を服用開始。
その時点で自分では気づかない陣痛が5分間隔でずっと続いていたようです。
続けて6時7時8時と服用を続けます。
6時30分頃から痛みの伴う陣痛がやってきました。
8時30分 分娩台に移動。内診の結果 子宮口は5㎝まで開いていました!陣痛もいい感じできています。
9時旦那様到着!陣痛促進剤を少量だけ施し 目標3時に出産!を目指し陣痛を逃していきます。
11時頃の内診では子宮口5.5㎝開。まだまだ!!あかちゃまも全然下がってきません。
しかもあかちゃまの心拍が朝から下がることもあり モニターを手放せない状況です。
でもこれ以降の陣痛は相当な痛みを伴い続けるもので 促進剤を使わなくても自然な自分の力での陣痛がいい感じで来続けました。
12時。エコーにて羊水チェック。羊水の量は足りているけど あかちゃままだ下がらず。ただ回旋は上手にできていました。
13時~14時頃 いい感じに押し寄せてた陣痛の間隔が遠のいてしまいました。
ここで選択肢を迫られます。陣痛が進まない+あかちゃまが下りてこない理由が何かあるはずだと。
例えばへその緒が巻き付いている場合 へその緒が短いなどなど…。
もう少し様子を見るか それとも陣痛促進剤を追加して陣痛を促すか。
どちらにせよ陣痛がガッチリ進んで 無事あかちゃまが産まれる保証はありません。
最後は帝王切開もありうると。。。もうこの時すでに私の中での陣痛はMAXにきていました。
痛みも相当強く過呼吸になり これ以上の痛みは母体にも良くないとの判断もでていました。
私は正直このいつ終わるか分からない陣痛と戦い続ける自信がないこともあり 帝王切開もありかと思う反面 ここまで頑張ったあかちゃまの為にも自然分娩で頑張りたいと複雑な気持ちでした。
15時にあかちゃまの感染を見る採血をするので一緒に念のため帝王切開のための血液検査をして内診をすることになり
私が下した選択は このまま自然陣痛で様子を見て15時の診断結果にて一番良い方法でお願いする事にしました。
すると今まで遠のいていた陣痛の波が更にパワーアップ。今までの陣痛の逃しなんて通じないほどの陣痛が押し寄せてきました。
もう痛みで頭もおかしくなりそうです。
こうなってくると妊娠線もできなかったお腹にキズがついてもいいから あかちゃま出したくなります。
ただ あかちゃまの心拍が危険なくらい弱くなるなどの決定的な帝王切開をする理由がないのも事実です。
そして15時の内診。グリグリ内診です(泣)おまじないと称し容赦のないグリグリをされます。
陣痛の痛みよりも強い痛みなんじゃないかというグリグリです!涙で更に息ができなくなります。陣痛で絶叫しなかった私が叫んでいました。
そしてなんと子宮口9㎝開!
あかちゃまはまだ下りてはこないけど ここまで進んだ私のお産を帝王切開にするのは勿体ないとの診断です。
ここで重要な真実を告げられます。
私の骨盤いわゆる産道が狭くてあかちゃまが出てこられないと!?!?
そんなこと今頃言われても………。
そこで一言。天からの声。
『麻酔を使いましょうか?』
先生たちの判断でも相当な痛みが私にはきているらしく これ以上母体が耐えられないとの判断です。
子宮口はもうすぐ全開大。陣痛もいい感じで進んでいる。
あかちゃまはまだ下りてこれないけど ある程度まで下りてこれれば吸引分娩が可能だと。
それまでの間母体が耐えられるように麻酔との判断でした。
ここまでやってダメなら帝王切開決定です。
やっと先が見えてきました。破水から4日。今日中に決着をつけないとあかちゃまに影響がでます。時間が迫っていました。
ここからは麻酔と時間の勝負です。麻酔の準備。体にきくまでの陣痛逃し。あかちゃまがどこまで下りてこれるか。
麻酔がきいても陣痛の痛みがないわけではありませんが 時間と共にMAXの痛みからは解放され さっきまでとは違う陣痛を感じていました。
そして17時頃。再び内診。陣痛の痛みはあっても内診のグリグリの痛みはまだ平気です。
やっと子宮口全開大!あかちゃまが見える位置まで下りてきていました。
確かに陣痛がくるたび恥骨の上になにか物体があってそこに鋭い痛みがあったんです。
麻酔のきいている体ではイキみたい感がなかったらしく 陣痛の波とともにお尻に力を入れて息を止めるを繰り返していました。発露の状態でした。
ここでやっと分娩です。
まだ産んでいないのに やっとここまで進んだ安堵感で涙すら溢れます。
そこからは陣痛の波と一緒にイキんでいきます。
お腹がハルのは分かりますからそれと共に深呼吸後に息を止め頭を上げお腹を思いっきり押されイキミながら吸引してもらいます。
麻酔されている割にはこれも極度に辛かったです。何回目のイキミであかちゃまの頭が見えて最後に私の体からあかちゃまがズルッと出て行きました。
産まれた。。。。
旦那様の手を握りながら涙がどんどん溢れてきました。
そして聴こえたあかちゃまの泣き声。
泣いた。。。良かった。。。
私の胸の上にトンと乗せられたときあかちゃまを見て『重い』と呟いた私。
ごめんね。つらかったね。せまかったね。頑張ったね。
あまり覚えてませんがあかちゃまをなでながら言っていました。
旦那様も泣いていました。
前日の陣痛からずっと一緒に私の痛みを見ていたんですもの感無量だったみたいです。
その後は胎盤の処置や会陰切開を縫ったりと麻酔なしではまだ続く痛みなのでしょうがお陰で楽な後処理となりました。
もしかしたら大学病院以外では難しかったかもしれないお産となってしまいました。たくさんの助産士さんと看護士さんに先生2名がつきっきりのお産です。
担当してくれた助産士さんも一緒によく頑張ったねと泣いてくれ お産に立ち合わない看護士さんにも大変だったねと言われ るお産でした。
しかし痛かった。長かった。
でもその分あかちゃまへの愛おしい気持ちは膨らむばかりです。
分娩台で初乳をあげました。上手に吸ってくれたんです。
私の宝物あかちゃまが私達の元にやってきてくれました。
待ちに待った私の赤ちゃんです!
愛おしくて愛おしくて この世にこんなに愛おしく思える人がいることを37年間知りませんでした。
ありきたりだけど
産まれてきてくれてありがとう( ´∀`)
by dnfal515
| 2009-05-08 21:14
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